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こんにちは。シェアオフィス6Fスタッフの山田です。

去る8月29日、さいたま市役所本庁舎 憩いの広場にて開催された「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」。
テレビ埼玉など多くのメディアにも取り上げられていましたので、気になった方も多いのではないでしょうか。

チラシとFacebookだけの告知で1,000人以上の来場者を集めたこと、予算ゼロながら黒字を達成したこと、地元のパパ友グループが中心となって立ち上げたこと、などが公民連携の好事例として注目されています。

 

「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」って?

「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」の様子

(写真提供:うらわLOOP実行委員会)

 

「いつもの浦和を、いまよりもっと面白く!」を合言葉に、さいたま市役所本庁舎東側にある憩いの広場で、公民連携による公共空間活用の試みとして2018年8月29日の16時~20時に開催されたナイトマルシェ。

毎年7月1日~8月31日に9時から16時まで流水が実施されるさいたま市役所前の「水の流れる段床」では、この日だけ特別に20時まで流水を実施。普段はほぼ遊休化している公共空間において新たな活用方法の可能性を示し、「LOOP=(ループ、輪)」の名前の通り地元経済の日常的な循環を促しました。

当日は水の流れる段床で子どもたちを遊ばせながら、マルシェでの買い物を楽しむ親子連れの姿が多く見られました。

水の段床の様子

(写真提供:うらわLOOP実行委員会)

 

パパ友団体「うらわClip」が中心に

マルシェ実行委員会の中心となったのは、地元のパパ友4人が立ち上げた任意団体「うらわClip」。

うらわLOOP実行委員会

最前列中央が、うらわLOOP実行委員会代表を務めたうらわClipの三ツ口拓也さん(写真提供:うらわLOOP実行委員会)

 

うらわLOOP実行委員会代表を務めた三ツ口さんは、3人の子どものお父さん。「子どもにとってのふるさとである浦和の街づくりに、父親としてもっと関わりたかった」と話します。そして同じ想いのパパ友仲間と結成したのが「うらわClip」です。

うらわClipのミッションは「うらわ圏に属する人々が、うらわ圏に愛着を持ち、魅力的で誇れるものとして、次世代にその価値をつなぐこと」。

昼間は都内で働き地元には寝に帰るだけ……という人が多く、いわゆる「埼玉都民」と揶揄されることも多い埼玉県民。地元に平日夜の楽しみを提供することで、地元の魅力を再発見し愛着を持つ人が増え、子どもたちの世代が地元を誇りに思うことにつながれば、という想いから、うらわClipが手がけるイベント第一弾として「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」を企画したそうです。

「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」は予算ゼロでの開催でしたが、想いに共感した協力者と出店者が次々と集まり、当日は各店売り切れが続出するほどの大盛況。補助金にも協賛金にも頼らず見事黒字を達成したことに驚きの声が上がっています。

 

さいたま市が協力

「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」にはさいたま市も協力。広場を提供し水の流れる段床の実施時間を延長したほか、電源供給元として災害時の有効性のPRを兼ねて燃料電池車を提供し、普段は点灯していない広場内の照明灯もこの日だけ特別に明かりが灯りました。

さいたま市の公民連携推進担当としてこのマルシェを支えた立役者が、宮本恭嗣さんです。
さいたま市の公民連携推進担当・宮本さん

「今年4月にさいたま市のPPP(公民連携)コーディネーターとして着任してから、公園などの公共空間でマルシェをやりたいね、と地元のカフェオーナーなどと話していました。しかし、さいたま市では全ての公園が指定管理となっており、調整が難しい。そんな中、7月1日にさいたま市役所本庁舎前の『水の流れる段床』に水が流され、子どもたちが楽しそうに水遊びをしている姿がとてもいいなと思いました。役所前で子どもが水遊びできる自治体なんて他にはなかなかありません。猛暑なのに16時で水が止まるのももったいないし、この空間を活かさない手はないと思いました」

「マルシェイベントは通常、数十店舗が出店しないとペイしないと言われていますが、『うらわLOOP☆ナイトマルシェ』はわずか9店舗の出店。初めてのイベントだったので出店を打診して断られたお店もありました。その分、想いに共感してくれる、選りすぐりの店舗が集まってくれたことも大きかったと思います」

こうして自治体と民間団体、地元の商店とが協力し、平日夜の市役所前にたくさんの笑顔が広がったのです。

 

「うらわ横串ミーティング」キックオフイベント開催

10月31日(水)には新たなイベント「うらわ横串ミーティング」キックオフが、さいたま市の別所沼公園内にある「ヒアシンスハウス」およびその前庭で開催されます。

このイベントでは「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」を振り返るほか、群馬県で公共空間を活用して利益を生みだしながら地域が発展していくモデルケースを県内各地につくる社会実験「base on the green project」の知見を紹介。そして互いの活動から得られたノウハウや課題を官民双方の立場から共有するトークセッション「さいたま×群馬 公民連携リレーションシップシンポジウム」が行われます。

20時からは交流会「うらわLOOP☆ナイトピクニック」も開催されるそう。

このイベントはチケット事前購入制。詳しくは以下のページをご参照ください。
「うらわ横串ミーティング」キックオフ!~うらわLOOP☆ナイトピクニック~

 
公民連携で盛り上がるさいたま市。この魅力ある地域での起業・創業をぜひ。


この記事を書いた人

2017年6月から株式会社コミュニティコムのスタッフとして、貸会議室/シェアオフィス6F・コワーキングスペース7F・大宮経済新聞のライターなどをしています。一児の母で、フリーランスでプロジェクトマネジメントの仕事もしています。ガラケー向け着メロサイトのディレクターをしていた経験もあり、当時スポーツ系の楽曲を扱っていたので、高校野球の応援に使われている曲名がだいたいわかります。趣味はラジオを聴くこと。好きな食べ物はおもち、好きな飲み物はすっぱいビール。



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